多色性変調器
AOTFnCは特殊な音響光学チューナブル フィルターで、二酸化テルル結晶内の 異方性相互作用を利用して、入射するUV光または可視レーザー光（白色レーザ、Ar+、Kr+、HeNe、DPSS、色素など）の様々なラインを単独で、または 同時に制御します。様々な比色分析パターンを作り出すために、最大8本までのラインを混合したり、個別に変調することができます。AOTFnCに特殊な結晶カットを施すことで、良好な回折効率（90％以上）が得られ、微細な分解能（1-2 nm）やライン間でのストロークの低減、高い消光費などを実現しています。
0thと1stオーダーの間の大きな分離角に加えて、優れた出力色のChromatic colinearity（ < 0.2から < 0.3mrd ）を備え、AOTFは自由空間やファイバーピグテイル用途における強力なツールとなっています。
AOTFに備わった熱安定化によって安定した回折効率が維持されるため、シングルモードのピグテイルでのビームドリフトが飛躍的に減少します。こうした特徴は、特に高感度での用途では大きなメリットになります。
| Model | Wavelength (nm) |
Aperture (mm2) |
Polarisation | Resolution | Efficiency (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| AOTFnC-UV | 350-430 | 2 x 2 | Lin | 1-2 | 85 |
| AOTFnC-400.650 | 400-650 | 3 x 3 | Lin | 1-4 | 85 |
| AOTFnC-VIS | 450-700 | 3 x 3 | Lin | 1-2 | 85 |
| AOTFnC-VIS-02 | 450-700 | 3 x 3 | Lin | 4-9 | 85 |
| Model | Wavelength (nm) | Fiber Type | Rise/Fall Time (ns) | Frequency (MHz) | Insertion Losses (dB) | Laser Power (W) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AOTFnC-400.650-FIO | 400-650 | PM (IN+OUT) | < 3000 | vs Lambda | < 5 | 0.5 |
| AOTFnC-400.650-FI | 400-650 | PM (IN only) | < 3000 | vs Lambda | < 3 | 0.5 |
| AOTFnC-400.650-4FIO | 400-650 | PM (4 IN+ 1 OUT) | < 3000 | vs Lambda | nom 8 | 0.5 |
| AOTFnC-VIS-FIO | 450-700 | PM (IN+OUT) | < 1000 | vs Lambda | < 5 | 0.5 |
| AOTFnC-VIS-FI | 450-700 | PM (IN only) | < 1000 | vs Lambda | < 3 | 0.5 |
当ウェブサイトの一部のコンテンツはPDF形式となっております。PDFファイルのデータシートを閲覧するには、ADOBE ACROBAT READER が必要です。ご使用のパソコンにインストールがお済みで無い方は、下記リンクからダウンロード下さいますようお願いします。
